歯科医師赤井 / Akai

当クリニックは「予防」を大切にしています。削る歯医者から、守る歯医者へ

歯科治療にとても虚しさを感じた時期・・・

院長の赤井です。私は歯学部卒業後、大学病院では歯周病科に所属して重症度の高い方の治療に携わり、手術など高度な技術を学びました。
その一方で、何故ここまで進行する前に治療を受けなかったのか、もう少し早く受けていたなら歯を多めに残せたのにと疑問を持っていました。重症度が高いと治療を進める過程で歯を抜くこともあり、歯周手術を受けても知覚過敏に苦しむことも多いです。

お家でのケアを頑張っていただき辛い治療も受けて歯を頑張って残しても満足に噛めないこともありました。患者さんは本気で頑張ってケアをしてくれても100%のご期待に応えることはできず、やはり健康な歯と歯周組織に勝るものはないと痛感していました。

一方で、一般歯科に勤務したときは、また別な疑問が出てきました。治療の中で、ホームケアについての指導にほとんど時間を割けていなかったのです。
なぜか?痛いから治して欲しいと来院し痛みがおさまったら来なくなる、ケアの話をするとそれより治療を優先してとのクレームも多くありました。大学病院に勤めていたときのケアを頑張る方々とは正反対で衝撃的でした。そして自分が治療した詰め物が2〜3年経つと外れてやってきたとき…、歯科治療にとても虚しさを感じたのです。自分がなりたいと思ってなった歯医者はこうではなかった、と…。ケアの大切さをしっかり伝えられていれば再発は防げたはずです。

削る歯医者から、守る歯医者へ。私たちの使命。

それまでは開業を考えたことはありませんでしたが、少しずつ女性開業医から話を聞くようになり私でもできるところから始めようと、小さな予防の歯医者さんを開業しました。

開業当初から「予防」に力を入れた理由は以上の経験があったからです。「当クリニックにきていただいた方の口腔内の健康を一生守っていきたい!」これをクリニックの使命として始まり、今に至っています。

完全予約の担当制システムのため、同じ患者さんを長くケアするとともに歯科衛生士とミーティングを行うことで、患者さんのトータル的な口腔内のサポートができます。

信頼関係を築けるやりがいのある職場です。

クリニックの規模は当時から少し大きくなりましたが、今もスタッフ全員がこの思いを胸に日々真剣に患者さんと向き合っています。是非同じ想いを共有していただける方、お待ちしています!
スタッフとの協力体制のもと、担当制で、親子で長期的にトータルサポートするため信頼関係を築けるやりがいのある職場です。

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