むし歯は親子・家族感染で起きます。分かりやすく言うと、親がむし歯になりやすいと、こどももなりやすくなります。
たまの森こども歯科では、すべてのお子さんと親御さんにはむし歯のなりやすさのリスク評価をしています。そのお子さんがどれくらいむし歯になりやすいのか?を分かって取り組むためです。
リスクの高い子(むし歯になりやすい子)はそのリスクを下げることをしなければむし歯ゼロを達成できません。つまり、むし歯予防は親子・家族でリスクを知った上で取り組むことがとても大事なのです。
習慣は小さい時に身につくものです。良い習慣も悪い習慣もです。むし歯予防にはこの「習慣」が大きく関わっています。良い食習慣、歯磨き習慣、予防のために歯医者さんに行く習慣・・・
小さい時の「痛い」「つらい」がなければ大人になっても痛くなる前に通うことが当たり前となって、一生良い状態を保ち続けることも当たり前になるのかもしれません。
おくちは生きていく上で全ての入り口です。
おくちの健康が、健康寿命の増加やQOL(クオリティオブライフ)の向上へとつながりより幸せな人生となるのです。
親子感染は3歳前後でほぼ決まるとされているので特にこの時期は注意が必要です。ただこの時期だけ急に頑張るのはどうなのでしょう・・?
この時期までに楽しく仕上げ磨きができるように習慣化することや、親御さんもおくちの中の状態を整えておくことが大切です。ですので2歳までには予防をスタートすることをおすすめします!
今、おくちの中に歯が何本残っているか、治療した歯はどれなのか、ご存知ですか?
一般的に日本人の多くは70歳になる頃は13本の歯を失うと言われています。美味しく食事をするのに少なくとも20本の歯が必要と言われていますが、これだと入れ歯やインプラントが必要になります。
一生自分の歯で美味しく食事をとれること、それが体全体の健康維持につながります。
今こそ歯を大切にする気持ちを行動に移しませんか?
むし歯は急に大きく進行するものではなく、小さなむし歯から始まるのです。それは、子どものときの小さなむし歯かもしれません。歯が悪くなってから治療にいらっしゃると、どうしても、削ったり、抜いたりといった大掛かりな治療が必要になってしまいます。日頃からメインテナンスを受けチェックしてもらっていれば、もしむし歯が見つかっても少しの手間で治療を受けることができます。 治療が大変だと「歯医者さんは怖い」「歯医者さんは痛い」「歯の治療には時間がかかる」といったイメージをもってしまい、余計に歯科医院から足が遠のいてしまう悪循環に陥ってしまいます。歯が悪くなる前にみてもらえば痛い思いは最小限ですみ、怖い治療を受ける事もなくなります。
一度歯を削ると詰めたりかぶせたりして補うことはできても元の状態には戻せません。むしろ詰めたりかぶせたりした後にしっかりケアされずにいると、境目からまたむし歯になり再治療が必要になってしまいます。 むし歯が大きくて神経を取り除く治療を受けてしまうとその後むし歯にかかっても痛みを感じないので、再治療が必要なのに気づかないままのことがあります。そしてついに気づくのはかぶせものがはずれたときで、既に大きくむし歯が進行して抜かなければならなくなってしまうことも…